毎年春が巡ってくる旅に親元を離れて進学したり、就職したりする人もいるでしょう。親元を離れて生活する人のなかには、大学への進学のための人も少なくないはず。そこで学生が住める学生マンション、学生寮、学生会館について紹介します。

学生マンション

学生マンションは、学生だけが入居できる物件です。近頃では専用の学生マンションだけでなく、一般の賃貸物件のなかにも学生のみが入居可能な物件が少なくありません。学生マンションは、特定の企業が管理・運営をしています。セキュリティーの設備やグレードが高いのも魅力の一つです。

学生寮や、学生会館にくらべると総合で物件のグレードが高いのが特徴。また、セキュリティー面においては、オートロック、防犯カメラ、ピッキング防止の措置を多くの学生マンションが標準的に備えています。
中には管理人が常駐している物件もあります。

その反面学生マンションは、管理費や賃貸料金が高い傾向にあります。中には家賃が一般のマンション並みなのに共益費や管理費が高く設定されている学生マンションもあります。学生マンションでの契約は1年契約がほとんどです。そのため、礼金や更新料を毎年支払う必要があり、経済的な負担が大きい特徴があります。

学生寮、学生会館を紹介

学生寮

一般の賃貸アパートや学生マンションと違い、机やベッドなど生活に必要な最低限の家具が備え付けられています。また、学校から寮費の補助がでるので、学生マンションや一般の賃貸アパートにくらべると家賃が安い特徴があります。留学生が入居できるものや女子専用の学生寮もあります。気になるセキュリティーはそれぞれの学生寮によってバラバラです。事前に下調べをしておきましょう。また、外国からの留学生が住む学生寮も少なくありません。内部的なセキュリティーは自分でする必要があります。

学生会館

学生会館は同じ大学に通う学生と共同生活をします。トイレ・風呂はほとんどが共用です。それぞれの学生会館には規則があり、起床から就寝までがっちり予定を組まれている学生会館もあるそうです。学生会館には食堂があり、基本的に朝と夕方に食事が出されます。ただ、バイトやサークル活動で忙しく食事がとれないと食事代がムダになってしまうので注意が必要です。家賃の費用面では、学校からの補助はでません。そのため費用面での負担が大きくなりがち。ただ、インテリアはベッド・机・エアコンなど最低限の家具がついています。

メリット

学生マンション

学生マンションのメリットはなんといってもプライベートがちゃんと守られること。部屋のグレード高くゆったりと過ごせます。

学生寮

学生寮は同じ学校の友人と一緒に住んでいるため情報共有がしやすく、学習に専念できます。また、家賃が安く食事もでるため栄養面での心配はありません。家具や食器をそろえる必要がないのもGOODです。

学生会館

学生会館に入居できるのは日本人学生だけでなく、外国人留学生も少なくありません。多様な友人に恵まれるでしょう。共同設備も清掃も専門のスタッフがするため当番をしなくても済みます。